Ersa大型基板対応リワーク装置HR550XL(大谷)

今週ブログを担当致しますダイナテックプラス、テクニカルセールスの大谷(おおたに)と申します。
私自身は普段はドイツErsa装置の営業、販売、技術支援などを担当させて頂いております。
はんだに関する技術的な知識はまだまだ勉強中ではありますが、今まで得た知識や経験で精一杯ご対応させて頂きますので、どうぞよろしくお願いします !

家では子宝にも恵まれ4人の子供の父親として日々奮闘しております。趣味は野球、ゴルフ、スポーツ観戦になります。元々は体を動かすことが好きだったのですが、中学生の頃より両膝の脱臼癖がついてしまい、学生時代は膝のケガとの戦いでした。。。
昨年の春に会社のみんな、家族の協力もあり、一代決心を致しまして両膝の手術をする事にしました。

こんな状態でした、、、
野球の時

現在経過は良好で子供たちが野球を始めてくれたのもあり、流れる様にコーチに就任させて頂き土日は一緒に体を動かしております!(^^)!

ゴルフも大好きでして、昔ほどはゴルフ場や練習に行ける回数も減りましたが、会社のメンバーや野球チームのゴルフ好きな方々と年に数回ゴルフに行っております。ふと気づいたら「ドライバー真っすぐいかないかな」「パターバンバン入らいないかな」など考えてしまう事もあり、中々練習にも行けていないので、イメージトレーニングだけは日々しており、スコアの向上を目指しております!!

 

また、今の業種と全然違うのですが、前職はゴルフ屋さんに勤めていたこともあり、ゴルフが好きな方で道具にお悩みの方がいましたら、私の勤めていた店をご紹介致しますので、Ersaの はんだ付け装置同様にお気軽にご相談頂ければと思います。

 

 

 

Ersaリワーク装置HR550XL

 

さて、今回私の方では、今月お客様に納品予定のErsaリワーク装置HR550XLを現在弊社柏事業所にて試運転調整しておりまして、併せてご紹介させて頂きたいと思います。

このHR550XLは最大530x610mm大型基板に対応可能なリワーク装置になります。

従来のErsaリワーク装置IRPL550やIRPL650は左側にヒーター機構、右側に部品搭載機構と分かれておりましたが、HR550XLはヒーター機構と部品搭載機構が一体型になりましたので、装置がコンパクトになりました。

HR550XL はセミオート機種になりまして、部品搭載時のXYθ位置合わせは手動になりますが、部品吸着ノズルが自動で動くようになり、部品取外し時 / 部品搭載時に部品を置きに行く際や部品ピックアップも自動で動きます。

部品搭載ビジョン用カメラの画素数が大幅にアップし、パターンの色分け / 切取り拡大 など様々な画像処理が出来る様になりましたので、位置合わせが非常にやりやすくなったのと、拡大率と装置の位置決め精度も高くなりましたので、0603チップや0402チップ の搭載も標準で出来る様になりました。

 

また、基板テーブルを動かすのは、なんとジョイスティックで動かせるようになりました。ラジコン好きな方やシューティングゲーム好きな方の心をくすぐるような仕様になっており、おおまかな移動~微調整どちらも直感的に操作する事が可能です。

ソフトウェアは、従来のソフトウェアもイラストやアイコンを多用し言語に囚われず分かりやすくしていましたが、さらにイラストやアイコンを多用して画面がスッキリと分かりやすくなりました。

また、プロセスの手順はステップごとに画面に大きなイラストで表示されますので、そのイラストに従って進んで行けば、リワーク作業のステップで進行していきますので、特定の方だけでなく色々な方が使用しても扱える設計にしております。

加熱特性につきましては、ハイブリットリワークヒーターを搭載し、微弱熱風+赤外線加熱の方式で加熱を致します。
(微弱熱風とはいえ、加熱エリアを温かい雰囲気で包み、赤外線で加熱をする方式です)
従来の IRシリーズと同様にエリア加熱方式で温度の均一性も高い為、安定した加熱ができるかと思います。

兄弟機種のHR550や自動機のHR600/2は弊社柏ショールームにデモ機も御座いますので、ご興味がある方はお気軽にご連絡下さい。

ブログを通して私自身の事(あまりご興味はないかと思いますが、、、)や会社の事、Ersa製品のご紹介などできればと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。