1921年 世界で最初の電気式はんだごて H-1 を開発!
ドイツの技術者エルンスト・サックス(Ernst Sachs)は、世界で最初の電気式はんだごてH-1の開発で特許を取得し、1921年にベルリンで大規模な生産工場を構えました(日本では大正10年にあたります)。会社名は、創業者の姓名から2文字づつを取りErsaと名付けられ、そこから100年の歴史が始まりました。
特許を取得したH-1はんだごてはドイツ各地の見本市で紹介され、産業の大型化・効率化が進むドイツ及びヨーロッパの各国で、工業向け大量生産用の電気式はんだごてとして高く評価されました。産業の効率化に大きく貢献し、商業的にも大きな成功を収めました。
1945年、第二次世界大戦でベルリンの工場が消失し、エルンスト・サックスは社屋も生産設備も全て失いますが、それを機に現在のErsa所在地ヴェルトハイムを新しい拠点とし、何もない所からの再起に取り掛かりました。Ersaのはんだごては、すでに世界各国で顧客が愛用していたため、ヴェルトハイムでの再建は順調に進み、1953年に二代目のエルンスト・サックス Jr. に引き継がれ、さらに大規模な世界的な電子機器製造設備サプライヤーへの成長の道を歩んで行きます。
Ersaが世界に先駆けて新しい技術をリードするチャレンジ精神は、創業者エルンスト・サックスの独創性と、ゼロからの再起を果たした不屈の精神が受け継がれているのかも知れませんね。
世界最大規模のはんだ付け設備サプライヤー!
Ersaは、電子機器製造設備のうち「はんだ付け」に関わる全ての設備をラインナップしています。Ersa創業の基礎となったはんだごては、街のホームセンターで販売されているホビー向けから超高性能の工業向けまで取り揃え、工場向けの生産設備では「クリームはんだ印刷機」「大気/N2リフロー装置」「真空リフロー装置」「フローはんだ付け装置」「多点マルチフローはんだ付け装置」「セレクティブフローはんだ付け装置」、生産支援設備として「BGA/SMTリワーク装置」「実態観察マイクロスコープ」と、1社でこれだけの製品群をラインナップしているのは、世界でもErsaだけです。
現在のラインナップを見ると、数ある電子機器製造工程の中で Ersa が「はんだ付け」に特化している事が分かります。世界で最初のはんだごてメーカーとして創業した Ersa だけに、はんだ付けのリーディングカンパニーとして、100年の経験に裏付けされた最新の技術を、全世界のユーザーに届けたいという明確なポリシーを持っています。
世界130ヶ国以上 最大規模のセールス&サービスネットワーク!
我々ダイナテックプラスが専属代理店として、国内及び海外のお客様をサポートしています。
Ersaセールス&サービスネットワークは、40年以上活動している専属代理店も珍しくなく、ビジネス以外でも Ersa 本社をはじめ各国で開催されるイベントやレクリエーションを通じて、メンバーが家族・親友の様な結束力があるのが特徴です。そのため、国内はもちろん海外での装置納入でも、お客様が活動する全ての国で、Ersaセールス&サービスネットワークが連携して直接お客様をサポートする事が出来ます。
世界中の経験豊富でフレンドリーなスタッフが、国境を越えて、文化を超えて、お客様の生産現場をサポートします!